2013年11月26日

無意味な残業が横行する、会社側の原因


 日本の会社では、残業が無い方が珍しいぐらいの勢いらしい。
少なくとも自分が見てきたIT系の下請け的な会社では、半数以上が定時で上がっている会社は皆無だった。

 原因は、単純にやらなきゃいけない仕事が多すぎるというのもあるかもしれないし、上司の命令だったりするかもしれない。
会社側に起因する原因として挙げられる事は、ほんとうにたくさんあるように思う。


 個人的に一番問題だと思っているのは、会社側が残業を「当たり前」と考えている事だ。
 本来、労働時間は原則として8時間であり、残業が発生するという事はあくまで異常な状態であるにも関わらず、その認識を完全に誤っている。
 例えば、メンバーの殆どが残業をしてようやくスケジュール通りに進んでいるプロジェクトに対しては「問題なく進んでいるな。」という判断が下される。
 逆に、そのプロジェクト内の殆どのメンバーが定時で帰っていたとしたら、「まだ余力がある」と判断されてしまう場合が多い。
その結果、「会社の考える平常な状態」である「残業が横行した状態」まで仕事を詰め込まれてしまう。


 そもそもそういった事が起きるのは、そのほうが会社側メリットが大きいからだ。
 例えば「24時間分の仕事を1日で行う」場合、「3人雇って8時間ずつ働かせる」よりも「2人雇って4時間残業させる」方が会社側がかかるコストは少なくなる。
 ある意味「会社の金と従業員の時間のゼロサムゲーム」のような状態と言えるかもしれない。

 日本の労働環境を揶揄する言葉として、「過労死するほど仕事があり、自殺するほど仕事が無い」なんて言葉があるが、これは従業員の母数を増やすよりも、既にいる人に対して負荷をかける事でマンパワーを得ようとする日本の会社の現状を上手く言い表している。

 雇用する側は、「残業が発生するという事は異常な状態」である事をしっかり認識しないといけない。
posted by ryo4071 at 21:16| Comment(1) | 会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして!ブログ拝見しました。ひとことコメントしたかったので・・。よかったら私のブログにもお越しください。
Posted by ゆう です。 at 2014年04月09日 10:47
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