2013年11月15日

「前倒し」という都合の良い言葉

 業種とか、会社の文化、雰囲気もあるのかもしれないけど、「前倒し」という言葉が都合よく使われすぎてるなぁ、と思う。

 新しいプロジェクトの開始に当たって、リーダーなりマネージャーなりがスケジュールを組み、それをメンバーに周知する。その際に「何かあった時の為に、なるべく前倒しで進めましょう」と言われる事が結構ある。


 「なるべく前倒しで」というのは具体的にどれくらいなのか質問した事もあるけど、「できるだけ」とか「まあ明確なラインは無いですが」とか、あやふやな答え以外が返ってきたためしがない。

 「なるべく前倒しで」の何が問題かって、自分で「スケジュール通りに進められているかどうかの判断」がつけられないので、自分がどれだけ順調にスケジュールを進めていても、時間外作業を行う理由ができてしまう事だ。


 というか、「何かあった時の為」のバッファーを各個人で吸収させるようなスケジュールを組んでいる時点で、そのスケジュールはクソ。
何かあってもいいようにバッファーを持ちたいのなら、そういうスケジュールを組めばいい。
そんなスケジュールも組めないような状況なら、「前倒し」なんて求めるな。

 そもそも「ここまで進めていればセーフティ」というラインが分からないようなスケジュールなんて作る意味がない。
「担当者と着手する順番だけ決めて、なるはやで順次取り掛かるだけ」の状態と何も変わらない。


 こういう、物事を明確にせずに使える、都合の良い言葉は職場から消えてほしい。

ラベル:会社
posted by ryo4071 at 17:06| Comment(0) | 会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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