2013年11月13日

いつかつくりたい理想の会社

「ぼくのかんがえたさいきょうのかいしゃ」

 実現可能かはともかく、理想的な会社について考えてた。
「やりがいがあり、社員も会社も成長できる会社!」みたいな抽象的でよくわからんヤツじゃなくて、もっと具体的なヤツで。


 自分が会社を作る時には、「従業員の為の会社」を作りたいなー と漠然と考えていた。
(会社法では、厳密に言うと「社員」とは「株主」を意味するという事にになるらしい。だから「社員」でなく「従業員」。)

 これは別にキレイ事ってワケじゃなくて、従業員のモチベーションが、生産性を左右する一番大きな要因だと思っているから。
 「従業員の生産性を見る上で、その従業員の能力による違いはせいぜい2倍程度だが、モチベーションの違いによる違いは10倍以上にもなる」っていうのをどこかで見て、「なるほど!」と思った。実際そうだと思う。


 何が従業員のモチベーションを引き出すかと考えると、どう考えても実体のある報酬しかない。
 「やりがい」とか「自己実現」みたいな都合のいい言葉は嫌いだし、そんなものでモチベーションが上がる社員はごく一部だろう。

 つまり、従業員の働きがダイレクトに本人の報酬に関わるシステムが一番いい。
で、こんな会社を考えてみた。


1.従業員は、社内システムを利用して、Webサービスの立ち上げやアプリ開発のプロジェクトを立ち上げ、他の従業員からメンバーを募る事が出来る。

2.プロジェクト立ち上げ後、リーダーやマネージャーには、そのプロジェクト内においてプロジェクトメンバーの勤怠を含めてある程度管理する権限が付与される。(労基法に違反したり、常識的な範疇を超えないかどうかは会社で監視する。)

3.立ち上げたプロジェクトが一定の利益を得た場合、純利益のうちの一定割合が給与上乗せ、もしくは賞与としてプロジェクトメンバーに還元される。

4.どのプロジェクトにも参加していない、もしくはプロジェクトで利益を得られていない場合は、最低賃金程度のベース給料が支払われる。

5.一定期間どのプロジェクトにも参加していない従業員は、会社主導のプロジェクトや会社の雑務を割り当てる。(但し上記のとおり低賃金なので、週20時間とかの低時間労働)


 ざっとこんな感じの会社、どーかな?
最低限生活できる程度の給料をベースに、プロジェクトを成功させただけ、当人も利益を得られるシステム。

 これで利益出せるかなぁ。
従業員が全力とまではいかずとも、高い向上心とモチベーションでプロジェクトに当たれば、質も量も他の会社では到底出ないようなアウトプットが出せそうな気はする。

 思えば「向上心」とか「高いモチベーションで」とかいう言葉が大嫌いだった。
前の会社でよく言われていたけど、二言目には「向上心を持ってこの仕事に当たってくれ」とか「社会人としての向上心が重要だ」みたいな事を、さんざん聞いてた。
 会社にとって都合の良い「向上心や高いモチベーションを持って仕事に臨む」という事を、それを正当に評価・還元するシステムを持つつもりもないくせに、「社会人としての常識」「美徳」みたいな都合の良い形で押し付けて来るのが大嫌いだった。

 そもそも、向上心だのモチベーションだのっていうものは、何かを成す事で自分にメリットがある時に自然と湧き出るもので、「持て」と言われて持てるよーなもんじゃない。
 この、本来自然発生する気持ちの部分を強制するという謎の行為は、
「イケメンになる努力も、楽しい話をする努力もしないし、性格悪いのも直す気はありません。でも女性は俺を好きになってしかるべきだ」
と例えると、如何にまぬけな事を言ってるかわかる。
 
その部分を完全に抜け落としているような会社では、本当に高いモチベーションで仕事をしている従業員はごく一部だろう。


 脱線が長くなったけど、従業員がもたらす実益をしっかり従業員まで還元できるようなシステムがあれば、本当の意味で高いモチベーションで仕事ができるんじゃないかと思った。


 モチベーションについてもう一つ。
自分は会社にいた頃から並行して、プライベートプロジェクトとして自宅でWebサービスを作ったりしていたし、今はスマホアプリを作ったりしている。
プログラミングという意味では、会社でやっている事と同だけど、会社の仕事と違って本当にワクワクしながらやっていたし、平日の夜遅くとかまでやっていても全く苦じゃなかった。
 従業員にこういう気持ちで仕事をしてほしいし(勿論、夜遅くまでやれって意味じゃなくてね)、その為のシステムでもあると思う。

 プライベートプロジェクトをやりたい!けど、会社をやめるのも不安」という層は確実に、それも相当いるんじゃないかと思う。

 会社として最低限の給料を担保しつつ、プライベートプロジェクト感覚で挑戦ができ、しっかりとリターンを得られる、そんな会社だったら、会社も従業員もハッピーになれるんじゃないかねえ。


posted by ryo4071 at 17:21| Comment(3) | 起業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
概ね同意だわ。
みんな、似たようなこと考えるもんだな。


俺は

6.勤務時間は9時〜18時。日々の業務時間は16時までとする。
 16時〜18時は各々のプロジェクトに関わる業務を遂行する。

7.公式/非公式を問わず開発が行われ、販売が行われた商品について、
 商品の粗利益の20%を、携わった者の人数、役割に応じて按分し、
 報奨金として交付する。
 非公式の場合、主に携わった者1名のみを対象とする。
 (売価100万のアプリ1つ売れたら20万だぜ!)

8.一定量の社内生産性を向上させると判断される成果物を企画した場合、
 それをメインプロジェクトとして推進する。
 運用を実現した際、携わった者の人数、役割に応じて按分し、
 報奨金として交付する。
 一定量とは、現生産性の130%以上と定義する。
 
みたいなのが欲しいな。
Posted by めと at 2013年11月13日 17:52
> めと

 みんな考える事は一緒っすねー
俺はまだそんな細かいとこまで考えてないっすけど、もっと従業員の活躍がダイレクトに還元される会社はあってもいいような気はするんですよね。

 こういう会社が利益的な面で有効だとしたら、「こういう会社を作る」事自体が隙間産業なのかもしれないっすね!
Posted by ryo4071 at 2013年11月13日 19:15
完全にベンチャー企業だろうから、やってるとこはやってそう。
そのかわり、激務みたいな感じでさw
Posted by めと at 2013年11月13日 19:19
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